ローソク足1本1本を使って、相場を読むやり方を説明してきましたが、
続いてはローソク足数本でつくる形から、
その後の相場を読んでいくやり方を紹介していきましょう。
これから説明する法則は、
先に紹介した本間宗久によって考案された酒田五法に則ったものです。
ここで取り上げるのはごく一部ですが、ローソク足1本1本から読み解くよりも、
複数本を使ったパターン分析からの相場の読みになりますので、
精度も高くなっています。
覚えるのは大変でしょうが、覚えておいて損はないと思いますので参考にしてみてください。
【差し込み線】
相場が上昇している局面で、前日の終値よりも頭一つ抜けた高値で寄り付き、
そこから値を下げて陰線で引けたとしましょう。
利益確定のために売りが強くなった形ですが、そのさらに翌日、
終値よりもさらに下値で寄り付いた後、
前日の陰線の胴体部分に割り込む勢いでプラスになった場合、
これを差し込み線と呼びます。
利益確定売りの後にさらに買い方の強さが示された格好ですので、
この形は買いと言われています。
【上げ三法】
大きく値を上げて陽線を残した後、3日連続で陰線を記録。
それでも3日分のマイナスがその前の陽線1本の始値よりも上のラインで引けていた場合、
そのさらに翌日、大きな陽線を出すケースがあります。
これを「上げ三法」と呼び、利益確定売りなどで上昇局面で一時的に休む場面が表れたが、
一服が終わり、再び上昇に転じていくサインになると言われています。
【下位の抱き線】
前日に記録した陰線よりも、さらに下げた始値から始まったものの、
終わってみれば前日の始値よりも高値で引ける陽線が出てきた場合、
「下位の抱き線」と呼ばれるサインとなり、反転上昇のサインと見られています。
逆のパターンも同様で、
「上部の“抱き”は天井、下部の“抱き”は底の表示と知れ」と言われており、
相場転換のサインで表れるのが抱き線だと覚えておきましょう。
【連続下げ3手 離れ三ツ星】
下降局面の中、下放れしてしまった後、短い陰線が3本登場。
これを連続下げ3手と呼び、底を打った兆しと言われています。
そこからさらに寄引同時線が表れ、翌日が大陽線になるようだったら、
相場が反転するサインになりますので、買い向かうべきだと勧められています。