ここまで、酒田五法によるローソク足チャートの見方、
売り買いのサインの見つけ方について説明してきましたが、先にも説明した通り、
ローソク足・酒田五法は日本発のテクニカルなチャート分析術で、
米相場を対象とするものでした。
ですが、欧米よりも早くテクニカル分析というものが登場したのが日本だったりもします。
さて、酒田五法の基本を外して売り買いサインの見つけ方を説明してきましたが、
酒田五法の基本は
「三山」「三川」「三空」「三兵」「三法」の5つの法則にあると言われています。
これ以外にもさまざまな売り買いのサインについて、
過去の相場から先を読むための法則が酒田五法にはまとめられておりますので、
相場を勉強するのなら、一度は目を通しておきたいものです。
酒田五法・ローソク足チャートを中心に取り上げてきましたが、
日本でつくられたテクニカル分析には、そのほかに一目均衡表というものもあります。
一目均衡表は1936年につくられたもので、
株式ニュースを追っていた新聞記者の細田悟一(ペンネーム:一目山人)が編み出しました。
基準線、転換線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンでチャートを描くというもので、
「雲」と呼ばれる特殊な概念を使うところに特長があります。
全7巻に及ぶ解説書が用意されているほど複雑な分析方法ですので
習熟するまで非常に時間がかかるものの、高度な分析ができるため、
一目均衡表を愛用して投資に挑むトレーダーも多いです。
酒田五法は過去の相場の形から、今後の展開を考えるものです。
対して欧米式のテクニカル分析は「形」ではなく、
純粋な数学的な分析などから動向を探ります。
何というのか、酒田五法が多少心理的な内面を掘り下げて分析する傾向があるのに対して、
欧米式の方は機械的に判断できるという利点があります。
どちらか一方に依存せず、どちらも補完させながら使うことで、
成績を向上させることができるかもしれません。
どちらも食わず嫌いせず、トレード成績UPのために試してみほしいものです。
また、テクニカル分析や酒田五法などについて、
さらに詳しく知りたいという方は書籍などでより深い情報を探ってみてください。
その場合、あまり広く浅く書かれている本よりも、
深い情報までかかれている専門書を探すことをお勧めします。
意外と基本的な事項はWebで書かれているものです。
わざわざ書籍を買うのであれば、
そこでしか得られなさそうな情報が載っている本を探しましょう。