テクニカル投資とはどういうものなのか、まずはそこから紹介していきましょう。
株式にしろ為替にしろ、「定価」はありません。
価格は市場に参加する投資家の思惑で上下していきます。
今の株価・為替水準は高いか低いか、
各々の過去の経験などから判断して高過ぎると思えば売り、安過ぎると思えば買うのです。
あるいは、「上昇をしているから、まだ上昇を続けるだろう」
あるいは逆に「こんなに売られているのなら、
まだしばらくは上がって来ないのではないだろうか」といった思惑で売ったり買われたりするのです。
ですから、相場は人の思惑で変動するもの。
一辺倒に機械的な動きをすることはまずなく、
「ちょっと買われ過ぎかな。売られ過ぎかも」といった
微妙な上下の蛇行するような動きをしながら相場を形成していきます。
そうした人の心理は自然と一定の形で法則となって表れてしまうもの。
テクニカル分析とは、そうした投資家の心理を数学的に分析して、
今の相場は買うべきところなのか、売るべきところなのかと指針を示してくれるものなのです。
ここからはテクニカル投資をする場合のメリットや心構え、
どのようにテクニカル分析を始めていけばよいのか、一通りご紹介していきましょう。